試奏レポ2 


前回の試奏レポの続きになります

前回までのは、90~240万のバイオリンでした

今回は、すべて50万のバイオリンです


まず、一本目



ラベルにはAtsushi Shinoharaと書いてありました

東京で作られたバイオリンのようです

2014年製

この楽器、これまでの楽器に比べて胴が厚いです

膨らみがあるというのかな?

赤みの強い色をしたバイオリンです

弾いた最初の方は上手く鳴らし方がつかめなかったのですが

解放弦を丁寧に弾いたり、スケール弾いたり
和音弾いたり、曲弾いたりしていたら

だんだんよく鳴るようになってきて

いい感じに

音の感じは私好みで、明るく、身が詰まったような

潤いもあるような、中性的な男性?
いや女かも?

高音がしっかり鳴ったときの
きらびやかさには

驚きました

音が厚いっていうのかな?

幅を感じたし、まだまだこれから伸びるわよー!って意気込みをバイオリンから感じました



続いてのバイオリンは…右側のです





Tamino Yoshida 2012

こりゃまたよく鳴る

全部が

パーーーン

としている感じ


音の色が今使っている楽器と似てる

近いものを感じる

レスポンスも速い


うーん

いいんだけど、今の楽器と似てる音質なので

私としては、うーんという感じでした




もう2本はオールドでした

どちらもよく鳴るのですが

鳴り方にムラがあり、あまり気に入りませんでした

それに片方はD線が切れていたし
片方はペグが固すぎて回らない、調弦したくても回らない

弦を巻き直して再度試みるが、ある程度まで巻き上げると、もう回らない

ペグを折ってしまう勢いだったので、調弦をあきらめました

だから、あんまり楽器本来の力がわかりませんでした





計8本試奏した結果

予算無視して順位を着けるなら

1位 giorgio scolari cremona 2009 240万

2位 Orippi Mika cremona 2015 90万

3位 Atsushi Shinohara 2014 50万


オールドは選外




【感想】

今の楽器に比べたら、普通に全部良かった(笑)

個性はそれぞれですけど、全部良かったです

予算に合うものの中だと
Atsushi Shinoharaさんのものがダントツでした

まだまだ可能性を秘めている、そんな印象でした

それから、日本人制作者という選択が頭になかった私にとって

今回の試奏で選択肢がかなり広がりました

そして、楽器店に関することだと
ペグが回らない、弦が切れている状態で置くのはナンセンスだと思いました

売る気あるの?という感じです

そんな状態で試奏しても欲しいなんて気持ち沸いてきません

弦が結構な確率で錆びていたのも、本当は微妙

そりゃ弦を交換しないでおく様々な理由は浮かびますが

あくまでも楽器店は売ってなんぼでしょうから

そこが残念だったな


憧れだったオールドですが
すばらしいオールドはみな名器としてプロが使っていて
私たちが手にできるのは、それなりなんだ
と再確認してしまったような感じです

そして、新作は新作でなかなか良い


まぁまだオールドの可能性は捨てず気長に探します


地元では限界があるので
都内にも足を運び、試奏しまくって見聞を広めます
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Comments

こんばんは。
私も全く同じことを思ってます。
宮地楽器に行く前に他の楽器店で、160万、90万のオールド、130万のクレモナのポーランド人新作を試奏しましたが、一番良かったのはポーランド新作でした。
オールドは200万とか、かなり高額ではないとそれほどいいのは手に入らないのかなあと思います。
このポーランド新作がとてもか良かったので、新作楽器を調べ、宮地楽器のことを知った次第です。

新作、いいかもしれません。鳴らないとか弾きにくいはまずないです。
篠原さん?という方は知らないですね、日本にお住まいなんでしょうか。


宮地楽器の高橋さんは明るくて甘い感じで、品があるというか、明るいんですが、重厚でとにかく気に入りました^^;
菊田さんは、明るいんですが音がキツめの感じです、これは好みですね。
菊田さんは200万の7年間待ちだそうです(ーー;)

口で説明するより、弾けばわかりますね^^;
色々試奏すると、自分の好みがわかって面白いです。

バイオリン製作家の方、篠原さんじゃなくて吉田さんでしたね、失礼しました。
どっから出てきたんだろう、篠原さん⁉️

Re: タイトルなし

篠原さんで合っています(^-^)

吉田さんのも試しましたが、私は篠原さんのバイオリンが好きでした

ラベルにはTokyoと印字されていたので、東京で作られたのだと思います

篠原さんは
ネットにもお名前が載っていませんので
有名ではないのかも

菊田さん、高橋さんほど有名ですと
何年も待たなくてはいけないのですね(^^;


オールドはやはり300万超えくらいしないとですね
しかし、そこまでの代物を手にしたところで
オケをバックにソロを弾くなんてことは天地がひっくり返っても今後一生ないですし
私には必要のないものです(^^;


東京へ行く計画を今立てています!
とりあえず1日かけて、宮地楽器、下倉バイオリン、行けたらクロサワバイオリンに行こうと思います

菊田さん、高橋さんのバイオリン、試してきます(*^^*)



いいですねー

いわゆる、mouth watering ですか。

田舎には試奏するだけの楽器がある店さえないんですよねえ。
まあ、少し足を伸ばせばあるのですが、試奏しようという根性がないですから。

でも、楽器の値段は本当にわからないです。

例えば、嫁入り道具に数百万円かけるとか、そのひとつが自家用車だったりするなら、バイオリンはガソリンも食わないし車検も保険もいらないし、古くなったからといって買い換える必要もないですから。

だから、350万円が本当に高いかどうかはわからないんですよね。そういう意味では。

でも、やっぱり高いか。

ただ、田舎だと車を買わざるを得ないところがありますから、もし車を買わないでいいなら、と思ったりはしますね。

Re: いいですねー


350万って聞くと高いですが

車を考えると、そんなに高くないですね(^^;

ガソリン代バカになんないですよね(*_*)
こちらも車文化なので
車の維持費にうんざりです

ひと弾き惚れした350万のバイオリン

今は不思議と「欲しい」とは思わないんです

素敵な人に素敵な場所で、あのキラキラ音を奏でて欲しい
いろんな人を魅了して欲しい

ってな思いです


買う気はなくても、試奏楽しかったですよ(*^^*)
なにかの折りにセロさんも試してみてください\(^^)/



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